こんにちは、ギリギリセーフで2日目の記事をオンタイムすることができました。
遅い時間になったのは、今日は新年一般参賀に初めて行ってきたのです。天候に恵まれて、多くの人が集まっていました。
日本人なら一度は行きたいと思っていましたが、今までなかなか行く機会に恵まれず、今回が初めてなんですよね。
何で今回行ってきたかというと、昨年天皇陛下がお気持ち(2016年のことです)を述べられたこともあり、一般参賀でのお出ましは今回で最後ではないか?と思ったのです。なので、今年はお言葉を述べるのをお聞きしたいと思い、皇居まで行ってきました。
平成29年新年一般参賀スケジュール(平成31年も一緒です)
さて新年一般参賀のスケジュールは、宮内庁から発表されており、平成29年度は次の通りのスケジュールでした。
宮内庁HP:http://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/sanga01.html
期日 平成29年1月2日
参入時刻 (午前9時30分~午後2時10分)
参入門 皇居正門(二重橋)
退出門 坂下門,桔梗門(ききょうもん),乾門お出まし(予定)
○第1回及び第2回は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下始めお出ましになれる成年の皇族方
○第3回以降は,天皇皇后両陛下,皇太子同妃両殿下,秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下,佳子内親王殿下第1回 午前10時10分頃
第2回 午前11時00分頃
第3回 午前11時50分頃
第4回 午後01時30分頃
第5回 午後02時20分頃参入門の閉門時刻は午後2時10分となっております。入門する際に手荷物検査等が行われますので,余裕を持ってお越しください。参賀者多数の場合,皇居前広場から参入門入門までに1時間以上かかる場合があります。
引用:宮内庁ホームページより
多少の前後はありますが、だいたい毎年この時間でお出ましは行われます。
平静最後の2019年1月2日の一般参賀もこのスケジュールで行われます。
一般参賀には予約はありません。始まる前にセキュリティチェックを受けて、皇居前の広場に集合して下さい。
入場までの道のり
初回が始まる少し前の10時ころに、千代田線二重橋駅から皇居へ到着しました。東京駅からも歩いてこれるので、1号車付近(代々木上原方面)から出口に向かうと若干スムーズです。
ただし改札中にあるトイレは小さいので、千代田線に乗る前に済ましておいて下さい。特に女子用は個室3つしかないので激混みです。また皇居前で並んだ後からはトイレに行くことはできません。
受付は何か記載をするわけではなく、カバン等の持ち物とボディチェックの2種類のみです。初めのテントに向かうとカバンチェックで、A3以上の荷物サイズは荷物預り所行となります。
持ってたカバンは、昨日も記事にしていた「かわるビジネスリュック」(笑)
型紙に合わせたところ、少しA3サイズを僅かに上回っていました。皇居内に入るのでかなり厳格に行われると思って預かり所で預けですか?と係りの人に聞いたら、そのままいいですよ~と、あっさり通れました。意外だ意外。
とはいえ、一般参賀のときは荷物は身軽にしていくことをお勧めします。
コートに入れていたスマホとか小銭類は、バックに入れるように指示されました。次のテントでは、ボディチェックを行います。ここでは金属反応で一度チェックした後、全身をボディタッチされます。さすがにボディタッチは全ゲート女性が行っていました。
チェックを終えると、広場に番号順に並べられます。ここで40分~1時間ぐらいは待たされると思います。
順々に列が中に入っていきますが、橋の先まで物凄い人の波です。中には旗を目立たないようにしたツアーと思われる団体様御一行もいらっしゃます。
あと思ったより外国の方が来られていました。意外でした。割と日本語をしゃべっているので、滞在期間は長い方と思われます。
このような大勢の人が駆けつけているのですが、牛歩のような足取りで列は進んでいきます。二重橋の名の通りに2回橋を渡っていくと、長和殿に到着します。
このとき11:15頃。30分ちょっと待ちーとなりました。
皇居内でのカメラの扱い
さてここでこのままばんざーいとまで話が進んでしまったら、「ただ行ってきた」の体験記になってしまうので、ここでカメラのことを強引に入れてみます。
基本的にはカメラはNGです。これは宮内庁の発表での禁止事項となっています。禁止事項は次の通りです。
(1) 立入りを禁じた場所に入ること。
(2) 喫煙等火災の危険がある行為をすること。
(3) 施設その他の物を破損し,又は移動すること。
(4) 自己撮影用器具,三脚,脚立等の機材を使用し,又は業として写真・映画を撮影すること。
(5) 集会又は示威行為をすること。
(6) 貼紙をし,又はビラ類を配布し若しくは散布すること。
(7) その他皇居内の秩序又は風紀を乱す行為等参賀行事運営上支障があると認められる行為をすること。
(4)にある通り「自己撮影用器具」でしっかり禁止がされています。ところが、実際のところは「撮影で立ち止まらないでくださ~い」とのアナウンスが所々で行われています。
私もこいつを持って出かけたのですが、チェックの時には出しませんと言ったら、あっさり通してくれました。
また長和殿行くまで、道端に自撮り禁止マークがいくつもあります。
一眼レフを肩からかけている人もいるので、使えると思うかもしれません。ですが長和殿に到着したら徐々に人であふれかえってきて、一眼レフや望遠などの長玉レンズを取り出す余裕がないほどの込み具合になります。
それでもコンデジやAPS以下のミラーレスは取り回しがいいので、使っている人はいますよ。なお報道関係者は一般参賀者より後方に陣取っています。
そのため独自解釈すると次のようにまとめられるかと思います。
- 一眼レフを持ち込めるが、実質取り出せない程の混雑なので無理。(始まるとそれどこではなくなるので皆撃沈)
- スマホ撮影はもとより、ミラーレスやコンデジ位までなら黙殺。(なんとか見ながら撮れる大きさ)
- 自撮り棒などに取り付けての撮影はダメ。出して使った途端に、警護の方々がやってくると思われ。(実際自撮り棒を使っている人は周りにいませんでした)
お出まし
いつもテレビで見ていた天皇陛下のお言葉が、直接聞けるなんてなんという幸せなこと。
しかもちょうど3回目のお出ましとなりましたので、天皇皇后両陛下と皇太子同妃両殿下のみならず、秋篠宮同妃両殿下,眞子内親王殿下,佳子内親王殿下もいらっしゃいました。
お出ましの時間的には3~4分位でしょうかね?もっと時間があったかもしれませんが、感動の瞬間はあっという間に時間が過ぎてしまいました。
出るのも大変
お出ましを終えてから退出するのにも一苦労。
入ってきた場所から反対の場所から出るのですが、ほとんど牛歩の足取り。坂下門を出るのでさえ30分以上かかったような気がします。
で、大手町よりの二重橋駅近くに着いた時には、50分近くは経過していました。出るまで結構ノロノロの行進。
一般参賀はかなり時間に余裕をもって行った方がよろしいかと思います。
最後に
宮内庁によると、この日、皇居を訪れた参賀者は計9万6700人超と発表しました。これは皇太子ご夫妻の結婚翌年の1994年(11万1700人)に次ぎ、平成に入って2番目の多さとのこと。
やはり退位の意向を示唆する「お言葉」を表明されたことで、皆気にされた方が多かったようです。
2019年の新年一般参賀のご参考になればと思います。特に平成最後ですから混雑必死です。