台北の市内観光では、ツアーだとあらかじめ決められたルートの市内観光がセットになっていて便利ですが、航空券を購入して個人で台湾来た時には、地下鉄やバスあるいはタクシーを駆使して移動しなければなくてちょっと面倒です。
特に夏の暑い時期では移動だけでも一苦労ですよねー。
ですがですがね、
2017年1月から台北市内を周遊してくれる2階建てバスができて、観光スポットへの足が楽になったんです。
特に故宮博物院など、MRTから離れている観光スポットへ行くにはとても便利なうえ、台北市内を2階建てバスから眺める車窓は、
初めて台湾を訪れた人だけではなく、
台湾を気に入って何度も来てしまうような私( ´∀` )のような人でも、
いつもとは異なる風景が魅了してくれて楽しめるんですよ。
ということで、台北2階建てバスはどういったもんなのか?ご説明します。
Contents
台北2階建てバスの路線
台北2階建てバスの経路は、台北駅を起点に故宮博物院へ向かう北側のブルーラインと、同じく台北駅を起点に中正紀念堂や総督府から市政府のある東側ルートのレッドラインの2系統あります。
ブルーライン・レッドラインは、台北駅と西門町以外は経路が重なることがないので、2つとも乗るのがおすすめです。
どちらとも所要時間は約70分で台北駅に戻ってきます。(台北市内の交通状況により、数分から5分程度の遅れはよくあります)
台北2階建てバス・ブルーライン
台北2階建てバスのブルーラインの経路は次の通りです。
台北2階建てバスは故宮博物院で折り返して台北駅まで戻ります。
途中で降りることはもちろん、そのまま乗り通して台北駅まで帰ってくることもできます。
帰りは西門町には寄らないので注意。
同乗しているガイドさんに行先を聞かれることがありますので、そのときは回去(フェイチー)台北車站(チャーツァン)かリターン台北ステーションと、言えば大丈夫です。
台北2階建てバス・レッドライン
台北2階建てバスのレッドラインの経路は次の通りです。
レッドラインの乗り降りも自由ですし、そのまま一周して台北駅まで戻ってくることもできます。
台北2階建てバスチケットの購入
台北2階建てバスのチケットは、乗車時購入だけではなく、事前にオンラインからの購入が可能です。
特に乗車時購入はバスの遅延につながるので、なるべくなら事前に購入しておいた方がいいでしょう。
台北2階建てバスチケットの種類
チケットは4種類あります。
・日中チケット:09:10-18:00まで乗り放題
・24時間チケット:乗車開始から24時間乗り放題
・48時間チケット:乗車開始から48時間乗り放題
おすすめは、4時間チケットと24時間チケット。
4時間チケットで台北2階建てバスブルーラインに乗って故宮博物院に行き、台北駅に帰ってきてから、レッドラインの2階建てバスで市内一周。
もしくは、ブルーラインとレッドラインを半日、2日に分けて乗るということもできます。
日中チケットだと18時までしか使えませんからね。
特に午後に台湾に着いてからだと一日だけでは難しく、半日ごとに使用するのが効率よく回れると思います。
チケットは台北2階建てバス直販かkkdayで一部販売しています。
・KKDay2階建てオープントップバス乗車チケット
※4時間チケットと24時間チケットのみ
台北2階建てバスの運行時刻
台北2階建てバスのブルーラインとレッドラインは、日中ぞれぞれ40分おきに運行しています。夕方のレッドラインは30分おきです。
またブルーラインとレッドライン共に台北駅が起点⇒終点となります。
台北駅での乗車口はM4出口右側の忠孝西路のバス停ですよ。駅に面してますのですぐにわかると思います。
ただし2019年6月末までは停留所工事中のため、公園路側からの乗車となります。
(上記2枚の写真は共に仮設停留所。見てわかる通り、元々の場所から10mほどしか離れていません)
台北2階建てバス・ブルーライン運行時間
運転間隔:40分間隔(最終バスのみ20分間隔)
所要時間:約70分
台北2階建てバス・ブルーライン発車時刻(台北駅)
09:40、10:20、11:00、11:40、12:20、13:00、13:40、14:20、15:00、15:40、16:20、16:40(最終)
台北2階建てバス・レッドライン運行時間
運転間隔:日中40分間隔、16時30分以降30分間隔
所要時間:80分前後
台北2階建てバス・レッドライン発車時刻(台北駅)
09:10、09:50、10:30、11:10、11:50、12:30、13:10、13:50、14:30、15:10、15:50、16:30(40分間隔)
17:00、17:30、18:00、18:30、19:00、19:30、20:00(最終)
各停留所の時間も、公式にありましたので引用します。
台北2階建てバスに乗って台北市内周遊へGo!
故宮博物院や圓山など、徒歩で行くにはちょっと手間のかかるところが、台北2階建てバスで楽々行けるようになって便利になりました。
それまで個人で行くとなると、バスはこの系統で~時間ないときはタクシーで、そして故宮前のボリタクにやられた(笑)など、ちょっと手間がかかっていたのです。
台北2階建てバスのブルーラインとレッドラインの両方に乗ると、だいたいツアーバスで回る観光スポットと同じ場所に寄れているので大変助かります。
後の違いは、お昼の梅子支店とかお茶教室とか強制お土産屋とかマッサージ(笑)とか。
でも個別で回っても補えるので、台北2階建てバスは個人旅行で台北市内を効率的に回ることができるありがたい存在なのです。
また日本人以外の外国人の利用者も多いです。
台北2階建てバスを利用するのは、午前中ブルーライン、午後レッドラインという使い方か、半日を分けて移動するのが無理なく観光出るのではないかと思います。
また台湾に来たことがあっても、台北2階建てバスのため上から眺めることになるので、一度見たことある風景でも思っていた以上に新鮮に楽しめるんですよ。
次回は実際に乗ってみましたので、車内の状況をレポートをしてみます。お楽しみに!