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Nikon D850を試したらすごいものが来た感じがしたのでちょっと試写レビュー

更新日:

Nikon D5のローパスフィルターを清掃して貰うため、新宿のニコンプラザに行ってきました。

ただ夕方到着なので、仕上がりは週明け出そうで、ぁぁあ、そういえばお盆過ぎから休日が変更になっていました。今月から日曜休業はけっこうイタイ。

受付をした後、展示機の一角が賑わっているので聞いてみると、まだ09/08発売前のNikon D850があるではありませんか!

おおおおおーっ(*⁰▿⁰*)

しかも、もうカタログまで置いてある。さらにメディア持参すれば、試写して持って帰ってもよいそうで、太っ腹すぎるぉ( ^ω^ )

ということで、試写してきたレビューしてみます。

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D850のスペック

まだ発表直後ですが、カタログが用意されていました。開いて14ページ。計7枚の写真が初めに載っています。

この高解像度写真をとくと見てくれ!という感じで開きでずどーんと掲載されています。

Nikon D850のスペックはモンスター級のスペック


NikonD850サイトより引用

・有効画素数4575万画素でISO 64-25600を両立
・最高約9コマ/秒・約7コマ/秒の高速連続撮影
・D5譲りの153点AFシステム
・FXフォーマットベース フルフレームの4K UHD(3840×2160)動画対応
・8Kのタイムラプスムービー制作用素材が得られるインターバルタイマー撮影

D850の主な仕様

D850
実撮影画角 Nikon FXフォーマット
有効画素数 4575万画素 35.9×23.9mm CMOSセンサー
センサークリーニング イメージセンサークリーニング
イメージダストオフデータ取得
※要CaputureNX-D
画質モード RAW12/14ビット(ロスレス阿秀句、圧縮、非圧縮)サイズL/M/S選択可能(サイズM/Sは12ビット、ロスレス圧縮に固定)
TIFF(RGB)
JPEG-Baseline準拠:Fine(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)サイズ優先または画質優先選択可能
RAWとJPEG同時記録可能
記録媒体 XQDカードとSDカードのダブルスロット(SDHCカードとSDXCカードはUHS-Ⅱ規格に対応)
※メモリーカードの順次記録、同時記録、RAW+JPEG分割記録並びにカード間コピー可能
ファインダー アイレベル式ペンタプリズム
視野率:FX 約100%
1.2× 約97%
DX 約97%
5:4 約100%
約100%
ファインダー倍率 約0.75倍(50mmf/1.4レンズ使用時)
視度調節範囲 -3~+1m
交換レンズ G、EまたはDタイプレンズ(PCレンズ一部制限あり)
G、EまたはDタイプ以外のAFレンズ(IX用レンズ、F3AFレンズ使用不可)
Pタイプレンズ
DXレンズ(影像範囲は[DX(24×16)])
非CPUレンズ(ただし非Aiレンズは使用不可):露出モードA、Mで使用可能
解放F値がf/5.6以上明るいレンズで、フォーカスエイド可能、ただしフォーカスポイント15点(選択可能9点)は、f/8以上耀レンズで、フォーカスエイド可能
シャッター形式 電子制御上下壮行式フォーカルプレーンシャッター、電子先幕シャッター(静音撮影、連続静音撮影、ミラーアップ撮影時)
シャッタースピード 1/8000~30秒(1/3、1/2、1ステップに変更可能)、Blub、Time、X250
フラッシュ同調 X=1/250秒、1/250秒以下の低速シャッタースピードで同調
オートFPハイスピードシンクロ可能
レリーズモード S:1コマ撮影、CL:低速連続撮影、CH:高速連続撮影、Q:静音撮影、Qc:静音連続撮影、セルフタイマー撮影、Mup:ミラーアップ撮影
連続撮影速度 EN-EL15a使用時、マルチパワーバッテリーパックMB-D18(電源がEN-EL15aまたは単3電池の場合)使用時、およびパワーコネクターとACアダプター使用時
CL:約1~6コマ/秒
CH:約7コマ/秒
Qc:約3コマ/秒
マルチパワーバッテリーパック MB-D18(電源がEN-EL18bの場合)使用時
CL:約1~8コマ/秒
CH:約9コマ/秒
Qc:約3コマ/秒
測光方式 180Kピクセル(約180,000ピクセル)RGBセンサーによるTTL開放測光方式
測光モード マルチパターン測光
3D-RGBマルチパターン測光III(G、EまたはDタイプレンズ使用時)、RGBマルチパターン測光III(その他のCPUレンズ使用時)、RGBマルチパターン測光(非CPUレンズのレンズ情報手動設定時)
中央部重点測光
φ12mm相当を測光(中央部重点度約75%)、φ8mm、φ15mm、φ20mm、画面全体の平均のいずれかに変更可能(非CPUレンズ使用時はφ12mm)
スポット測光
約φ4mm相当(全画面の約1.5%)を測光、フォーカスポイントに連動して測光位置可動(非CPUレンズ使用時は中央に固定)
ハイライト重点測光
G、EまたはDタイプレンズ使用時のみ
測光範囲 マルチパターン測光、中央部重点測光
-3~20EV
スポット測光
2~20EV
ハイライト重点測光
0~20EV
露出計連動 CPU連動方式、Ai方式併用
露出モード P:プログラムオート(プログラムシフト可能)
S:シャッター優先オート
A:絞り優先オート
M:マニュアル
露出補正 範囲:±5段
補正ステップ:1/3、1/2、1ステップに変更可能
ISO感度 ISO 64~25600(1/3、1/2、1ステップ)
ISO 64に対し約0.3、0.5、0.7、1段(ISO 32相当)の減感
ISO 25600に対し約0.3、0.5、0.7、1段、2段(ISO 102400相当)の増感
感度自動制御が可能
オートフォーカス方式 TTL位相差検出方式:フォーカスポイント153点(選択可能55点)
・クロスタイプセンサー99点(選択可能35点)
・F8対応15点(選択可能9点)
マルチCAM20Kオートフォーカスセンサーモジュールで検出、AF微調節可能
検出範囲 -4~+20EV(ISO100、常温20度)
フォーカスポイント マルチCAM20Kオートフォーカスフォーカスポイント153点
・AF55点設定時:55点のフォーカスポイントから選択可能
・AF15点設定時:15点のフォーカスポイントから選択可能センサーモジュールで検出、AF微調節可能
フラッシュ i-TTL調光、電波制御アドバンストワイヤレスライティング、光制御アドバンストワイヤレスライティング、モデリング発光、FVロック、発光色温度情報伝達、オートFPハイスピードシンクロ、マルチポイントAF補助光、ユニファイドフラッシュコントロール
※対応スピードライト使用時
フラッシュモード 先幕シンクロ、スローシンクロ、後幕シンクロ、赤目軽減、赤目軽減スローシンクロ、後幕スローシンクロ、発光禁止
ホワイトバランス オート(3種)、自然光オート、電球、蛍光灯(7種)、晴天、フラッシュ、曇天、晴天日陰、プリセットマニュアル(6件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能)、色温度設定(2500K~10000K)、いずれも微調整可能
液晶モニター チルト式3.2型TFT(タッチパネル)約236万ドット(XGA)
端子 USB3.0 Micro-B端子
HDMI端子(TypeC)
ステレオミニジャック(3.5mm)プラグインパワーマイク対応
10ピンターミナル
動画ファイル形式 MOV、MP4
影像圧縮方式 H.264/MPEG-4 AVC
音声記録方式 リニアPCM、AAC
WiFi 準拠規格:IEEE 802.11b、IEEE 802.11g
周波数範囲(中心周波数):2412~2462MHz(1~11ch)
出力:8.5dBm(EIRP)
認証方式:オープンシステム、WPA2-PSK
Bluetooth Bluetooth4.1
寸法 146×124×78.5mm
表示言語 日本語、英語
撮影可能枚数 約1840コマ(カメラ本体でLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15a使用時)
※CIPA規格準拠
重さ 約1005g(バッテリーおよびXQDカードを含む、ボディーキャップを除く)、約915g(本体のみ)
付属品 EN-EL15a(Li-ionバッテリー)
MH-25a(バッテリーチャージャー)
USBケーブル(UC-E22)
ストラップ(AN-DC18)
ボディーキャップ(BF-1B)
フッ素コート付ファインダーアイピース(DK-17F)
HDMI/USBケーブルクリップ

有効画素数4575万画素の圧倒的なD850の描写力

D810の3635万画素から、D850では4575万画素へさらに磨きをかけました。それでいてISO 64-25600までと、高画素ながら高感度撮影も可能で、更に本体だけで7コマ、バッテリーパックを付けると最高9コマの高速連射を達成しています。


NikonD850サイトより引用

また早いだけでなく、静音撮影にも気を使ったモードが用意。更にレリーズ時のシャッターカウンターバランサーを搭載して、機構ブレを軽減しています。

Nikon D850試写

ちょうどニコンのファンミーティング中もあって、割と空いていました。しかもちょっと混んできたらもう1台あって、都合2台のD850が用意されていました。

Nikon D850はD810と比べると本体だけでもカタログ値で約100g重く、付いていたレンズが24-70mm F2.8E(約1070g)という重量級で、これを恐る恐る持ち上げて構えると、思ったより

「軽い」

というのが印象。元々重い組み合わせのはずなのですが、思っていたよりその重量感を感じなかったのです。

スタッフの方に聞いてみると、グリップの形状を持ちやすい様に変えているとのことです。

なるほど、ボディをしっかり持てることにより、左手にもしっかり構えることができるので、全体の重量バランスを程よく分散しているのではないのかと思われます。(なので元々重量級のレンズを持っているので、長時間構えていると次の日に程よく筋肉痛が来そうで怖い)

ちなみにこちらはD810。新機種のとなりで比べられるように展示されていました。

主だったD810とD850とのスペックの違いは、ざっと下記の様。

有効画素数:3635万画素 → 4575万画素
常用ISO感度:ISO64~12800 → ISO64~25600
画像処理エンジン:EXPEED4 → EXPEED5
連写速度:約5枚/秒 → 約7枚/秒(MB-D18かつ電源がEN-EL18bの場合は約9枚/秒)
内蔵ストロボ:あり → なし
本体の重量:約880g → 約915g
サイズ:約146×123×81.5mm → 146×124×78.5mm

ストロボ有無と重量以外は確実に進化していますね。

ちょっとD850が小さくなったように見えたので、サイズを確認すると横1mm増えた分、厚さが3mmほど薄くなっていただけでした。グリップの形状が変わったので、スリムに見えただけかもしれません。

カメラの裏側です。ボタンの位置はD5と同じような感じですね。これにチルト式タッチパネル液晶が付いていてます。構える角度が厳しいとき、液晶を傾けながらライブモードで撮ると、無理なく撮影できるので便利です。

 

こちらはD850を上からみた写真です。ISOボタンがD5と同じグリップに来て、MODEボタンが左へ移っています。この位置への変更は、シャッタースピードや絞り込みの増減を素早く行えて便利です。

また暗くなるとボタンイルミネーションが有効となります。

Nikon D850試用

ニコンプラザ新宿の中でD850を試写してみたときのサンプルです。1枚20Mもありましたので、リサイズのみしています。

レンズはAF-S 24-70mm f/1.4Eです。ISO100にセットしたところ室内のため1/10ほどのしゃったーすぴーどでしたが、VRのおかげで手ぶれなく撮れています。すごーぃ。

シャッターボタンを切ったときは、D810に比べて軽い音のように感じました。これがシャッター機構ブレを抑制させている昨日なのかなと思います。

動画であればフルHDとHD動画撮影時において、3方向の手ブレを軽減する「電子手ブレ補正」もそなわっているとか。

これもう一枚。これはISOを640まで上げてみました。全く問題なし。

受付側を撮ってみました。中途半端なところにピントが合ってしまっいました(笑)

ホントはRAW撮って出ししたかったのですが、Lightroomがまだ対応していなくて、Jpegからリサイズしています。

あと4KUHD(3840x2160) 30pの動画や8Kのタイムラプス動画(8256x5504)が可能になっています。どれだけメディアや編集するときのメモリ必要になるんだろう?

Nikonサイトでもサンプルがあります。ハッとしそうな写りです。

Nikon D850は全てのジャンルに向けられている

高画素なのに連射が早いので、風景やポートレートといった非連射撮影のみならず、スポーツや動物、乗物系といった高速シャッターと連射が必要な場面でも受け入れられるスペックを持っています。

一部ではD5ジュニアとも言われていますが、見方によってはアクティブイメージで売っているD750の上位版のようにも見れます。

D850はSnapBridgeに対応しているので、スマートフォンとBluetoothでリンクすることができます。このときファイルサイズが圧縮して自動転送されるのです。

スマホですぐに画像を共有できて、SNSにアップロードが容易となるのです。SnapBridge対応機を所持していないので、わざわざスマホで取り直なくて済むのは便利そう。

んー、D850は静観していたのですが、触ってみたり改めてスペックを確認すると、なんか欲しくなってきたような気がします。

発売前は店頭販売価格40万以上と言われていましたが、予約が始まると価格.COMの最安値は36万円前後のようです

ちょっとオサイフと相談してみます。(いつになることやら)

NikonD850サイト

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