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増毛から札幌まで113.4km・帰り~Goto北海道

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留萌駅

列車が出発すると次第に人が減って、駅は閑散としてきました。窓口では、廃止前の入場券セットや増毛から留萌や深川までの出札補券を売っていた。今回は乗らないかとから購入。これで少しは足しになるだろうか?

駅の外に出ると、駅舎自体は今の列車本数に比べると大きすぎる駅舎です。何年も前にJR貨物が撤退していて、閑散とした雰囲気が漂う。その中にポツンと、萌えFMというコミュニティラジオが2階に入居している。

昭和42年頃に建てられた コンクリート製2階建ての建物。当時は留萌本線他、留萌港への路線や羽幌線があり、増毛からはニシンが送られて鉱山から港まで石炭が運んでいたので、昔はさぞかし賑やかな街であったことが推測できます。

しかし湾港・炭鉱線や羽幌線の廃止や過疎化ととともに、乗降客も減少、現在では廃止されなかった留萌線全線の廃止も論議されているところです。

深川と留萌間を列車で乗ればわかりますが、留萌線と共に整備された一般道が通っている上に、高速道路(無料)が走っているので、そりゃ乗客減りますよ。

その上、ローカル線の上得意客である通学には、朝の増毛→留萌の時間が悪いこともあって、今はほとんど使われてないようです。その代わりバスに乗ってるそうで、何かチグハグ。

さて出る前にちょっとお昼。ここで名物の「にしんそば・うどん」580円をすすっていきます。煮付けたニシンがどーんと入っていて、麺つゆと絡めるとウマウマです。

後で知ったことなのですが、時刻表にも表記の無い、留萌駅では幻の駅弁があるのです!

にしんおやこ弁当
留萌駅自体の駅版販売は、昭和62年3月30日に羽幌線が廃止されたと同時に駅弁販売も廃止されたのですが、その後2003年に駅構内にある駅そば屋の営業権が北海コーポレーション移管されたことによって復活。作り置きができないことから販売は予約制で、前日まで駅構内のそば屋さんにて予約を受付けて販売しています。受付時間:09:00から15:00まで
予約電話番号:090-7644-3774
休日:不定期(基本無休ですが休みは従業員の都合による。詳細は電話の時に確認)
値段:890円(税込)

んー食べたかったのですが、前日までの予約制というのがハードル高いですね。

留萌線各駅訪問

さてこれから今回廃止される駅を訪ねて行きます。ナビをセットしてGo!

各駅のレポはこっちに既に書いていたので、増毛まで通過します。

民家が近くにある駅があるものの、駅を中心とした生活とは縁がなさそうな雰囲気です。

阿分では路線廃止前に小学校が廃校になっていた。ここから乗ってきた小学生を昔見たような。

途中で同じ様に車で駅に寄っている人が何人かいました。互いに会話はありませんがね。

増毛に戻ると、賑わいは続いていました。再度辺りを見廻って、再び車に乗り込んでから、増毛駅を出ました。

増毛からの道のり

札幌駅までの道のりは長い。地元車について行って、海岸線をひたすら走る。結構早いのですが安全運転笑。自分を上回るそくどで抜いて行く車があるので、3桁の速度が出てたんじゃないですかね。やや薄暗くなってきた空模様に合わせて、車のフロントガラスに水滴が付いてきた。

とうとう雨が降ってきた!のねと思っていたら、単に荒海が跳ねた海水だった。ワイパーで払ってしばらく車を走らせていると、フロントガラスが塩の跡。視界がやや見辛くなるので、ウォッシャー液で流すも、次の波しぶきでまた付くorz何度か繰り返していました。

一応、車返す時に波しぶき浴びたことは伝えましたが、よくあることのようで、あまり気にしてはない様子でした。

格闘しなから山間に入り、1時間ほど走ると、行きに寄ったコンビニを通り過ぎました。ここまで来れば、あと少し。国道を離れると、札幌駅までは一直線。ですが、夕方前の時間ですから、けっこう道混んでる。さすが北の都。

車を返却する前にガソリンスタンドに寄って給油し、レンタカーの営業所に着いたのは、17:00ごろでした。返却の確認でOKをもらって、札幌駅に移動します。駅への送迎中に、運転手とはなしていたのですが、もう1〜2週間すれば初雪と言っていたので、車で行けたのもギリギリだったのかもしれない。

※車の運転に集中して写真どころではありませんでしたm(_'_)m

札幌→新千歳空港、帰京

さて、すっかり日が落ちた札幌駅に到着。まだ時間がありますが、散策する程の余裕はないので、次の快速エアポートにのって千歳空港に向かいます。指定席券を購入してホームに上がりました。

車内はほぼ座席が使われていて、結構混んでいる感じ。列車が発車すると同時に、増毛駅のタコ飯弁当を頂きます。少し時間たっていますが、タコと炊き込みご飯がちょうどよい感じで美味しい。

新千歳空港駅に着いて、発着ロビー階に移動。北海道限定のブラックサンダーなんてあるんですね。パチリ。

まずチェックインをするのですが、カウンターがあるところまで歩かされるので遠い。JALやスカイマークの奥。

チェックインすると、出発時間変更とのこと。19:45が20:25頃になるそうです。そうなれば、カードラウンジに向かって少しお休みしてます。

保安検査前の長い列がありました。さらなる遅延がなければいいのですが。並んで10分ほどで通過する。国内線なこともあって荷物が少ないのか、進みがわりと早い。出発カウンター前に進むと、既に待っている人が多い。19:30なのですが、ほとんとの売店は終わっているようです。閉まるの早い。

20:00頃、バスに乗って飛行機へ搭乗。ほぼ定刻に動き出しました。
成田に到着したのは22時になった頃。

ん?何か台湾から帰ってくる時間と一緒ですわ。

その後

いま地方で起きていること、人が少なくなるので縮小して廃れていく、負のスパイラルを見ているような気がしてきました。

最終日の増毛駅はかなり賑わいを見せていたようで、都内のニュースにも出てきていましたね。

2016年12月5日、留萌ー増毛 廃止

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