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早起きOK!準備万端完璧?
6時半ごろに、セットしていたスマホの目覚ましで起き上がる。昨日は夜遅くまで店に居て、よく起きれたものだと、心の中で小さなガッツポーズで自画自賛。
これが毎日できていれば有能なんですがねー(+o+)
軽くシャワーを浴びてから、JustSleepの朝食会場へ出向きます。場所は3階のロビー横。最上階だったような気がしましたが、いまはこちらに移っています。
少し狭いかもしれまんが、満席で座れないということもなく、ちょうどよい感じで人が入れ替わっていきます。ブッフェ形式で種類はそれほど多くはありませんが、一通り選べばかなり満足してしまいそうです。特にサラダやフルーツなどは規模の割にはありますねぇ。
今日は台湾新幹線に乗って南下し、高雄と台南へ向かいます。きっぷは昨日台湾JTBで購入してきた、高鉄3日間フリーパスで行きます。
高雄ならこれで往復するだけでもお得なんですよ。しかも3日間使えるので、次の日帰るときにも使えます。お得でいいことづくめなので、高雄や台南方面に行くときは、是非「高鉄3日間パス」をお求め下さい。
台南までの道のりは険しすぎて
さて乗る前に高鉄の窓口で3日間フリーパスに引き換えないといけません。宿を8時になる前に出ます。
本日は台南で最強助っ人に会うので、念のため連絡を入れると、、、
今日仕事休み
お〜い、台湾来る前に聞いたときは、午後からしか休めないと言っていたじゃないのか〜( ̄Д ̄)ノ〜ぃ!
わかっていたなら知らせておくれと、苦言を呈したいが、ここは台湾なので?ここでの深入りは辞めておきます。
かわりにすぐさまスケジュール変更しなくては( ´Д`)y━・~~ハァ
当初の予定としては、先に高雄に行って新しく出来たLRT見てこようかと思っていました。そしてその足で台鉄乗って台南に行こうとしていたので、台南へは当初はお昼が終わる頃に着く予定でした。
先の電話だと、台南でもうまっとるでーて感じでしたので、このまま台南へ直行することに予定を変更。いまから出向くと、台南への到着は単純に11時ぐらいか、、、と考えながらタクシーに乗り込みのみます。
台湾新幹線に乗る前に大失敗発生
朝とはいえ10分もかからず、5〜6分程度、ワンメーターで台北駅の東門口に着いていました。素晴らしい。
タクシーを降りて、窓口でフリーきっぷに引き換えるため、引換証とパスポートを探すのですが、ここで大失敗!
台北駅に着いたらパスポートがなーーーーい、うげぇーーーーぇ!!オーマイゴーーーォー!!
小鳥のさえずりがなくなり、青い空が急激に暗くなって、一気に体の体温が下がった瞬間です。
東門口の広場で冷静に考え見ると、昨日ホテルのセキュリティボックスに入れましたよねぇ。そしてそれからヤツを見たり出したりはしていない気がする。
つまりはセキュリティボックスに入れっぱなしだということか、、、、
それがわかれば、あとは新幹線の時間のみ。台北を発車する時刻を確認してみると、今からタクシーに飛び乗って急いでホテルに戻れば、本来乗る予定だった08:20の一つ後、台北08:51発の列車に乗ればまだ間に合いそう。しかもこの列車なら乗換えが不要で台南へ。しかも到着時間は10分ちょっと遅れるだけ。これはベスト条件!これに間に合わせるしかない。
そうなると西村京太郎小説の犯人並みの速さでタクシーに乗込み、ホテルに向かうのです。乗ったタクシーの運ちゃんに「我要去!」と叫びながらホテルの名刺を見せつけ、「好啊、okok」といってすぐ理解してもらえました。こういうときにホテルなどの宿の名刺を持っていると説明が楽々です。大抵はロビーや受付にあります。
行きとさほど変わらない時間で到着するものの、何故かメーターの金額は5元ほど違う。言い値ではなくメーター読みだからボラれてはないはず。台湾のタクシーは停まっていてもメーターが回ります。一ヶ所信号待ちが長かったので、時間差なのかなと。
急いでるのでそのことは後にして、駆け足でホテルの中へ進みます。入り口のエレベーターのボタンを連打、しても上がりません。急いでいるときの失敗です。セキュリティが掛かっているの忘れてる。落ちつかせてカードでセキュリティを解除してから、エレベーターで寝室フロアまで上がります。
部屋についてから豪速球でセキュリティボックスを開けると、奴は鎮座していました。
「やっと気付いたのかよ、おぬし」
と、パスポートくんが高見の見物をしているような感じ。ヤツめが、、、
そんなパスポートくんと再開した安堵は一瞬の束の間。我に帰れば列車に乗る時間が押しているので、再度台北駅へ向かわなければなりません。タクシーに乗って降りると、やはりワンメーターで着いていました。不思議。
台北駅にて高鉄パス交付、土曜の朝は意外と空いていた
駅前に着いてタクシーを降りると、台北駅東門口から入ってすぐのところにある、台湾新幹線の窓口に向かいました。今日は土曜日、それはお休みの日でありますので、窓口の大行列を予想していましたが、着いて見ると数人ならんでいた程度と拍子抜け。順番に並ぶと、すぐに順番は回ってきました。
窓口子ちゃんは高鉄パスの発行は手慣れているのか、テキパキチャキチャキと発行してもらいました。5分ぐらいとかなり早い。
列車の指定席交付となるのですが、肝心の台南までの指定席は次の次でないと席が無いと告げられる。次の列車の時刻を確認すると、到着が11時を回ってしまいます。ここは指定席を諦め、無座席(自由席)で行くことを窓口子に告げて、高鉄パスを受け取ります。
色々ミスがあったりしたものの、思っていたよりスムーズに高鉄3日間パスの発行ができました。おかげで列車が出発までは若干の時間の余裕ができました。
台北駅の階段を降りて改札でパスを見せて入場し、ホームで列車が来るまで並びます。何かここまでの道のりは長かった、、、出発前からそんな疲労感が漂っていました。あとは台南まで座れれば万事OKですね!
ホームに着くと、すでに各乗車位置に15人前後の人が並んでいました。以前であれば台北駅が始発だったのでこれでも余裕でしたが、先月(2016年07月)できた南港延伸で台北は中間駅となってしまい、どれくらい南港から乗ってくるのかが予測できません。
朝9時前という絶妙によい時間でもあり、乗る列車は速達型と速いので、十分混む要素があります。満席でも台中で降りる人多いからそこから座れるとは思いますが、ちょっと眠いのでここは寝て行きたい!
ドキドキしながら入ってきた列車を見ると、ポツポツ座っていた程度で、難なく3列席の窓側に座れました、こりゃラッキーo(^▽^)o
聞き慣れた発車音を聞いて、列車は定刻に台北駅を出発しました。
台湾の新幹線で台南まで出発
台北駅を08:51に出発した新幹線は、隣の板橋駅に止まるので、ゆっくりしたままの速さで板橋到着。ここでも待っている人がたくさん。ここで粗方の席が埋まり、若干の立ち席も出始めた状態で、一路南下して行きます。
隣りが空いていた3列席に座ってきたのは、20代と思われる男女でした。お休みなのでどこかお出かけですかね〜♪と思っていたのですが、横から聞こえてくる言葉が日本語。おゃおゃ日本人?なのかなと備付けのテーブルを見ると、何故が本やパンフレットはハングル文字とチグハグな光景。
ん?ここは台湾のはず?いつの間に韓国に拉致されたのか!と軽くパニックにしてくれます。アナタタチハドコノヒトヨ?
聞こえてくる話しからして、台中で何かのイベントに出る模様です、芸能人?ということは男はマネージャーということなのか?一瞬だけMakiyoか!とも思いましたが、彼女は例の事件後は台湾での活動をあまりしていないようなので違う。
イマイチ誰だか正体がわからないまま、彼女らは台中で降りて行きました。降りるまで眠たいこともあって席でじっと黙っていたので、台湾人とおもわれていたのかしらん?
さて台中で多くの人が降りたので、幾分席は空いてきました。次は台南です、南港まで延伸したのを契機に、今まで速達列車は板橋と台中しか止まらなかった速達列車が、開通と同時のダイヤ改正で、一部の列車を除いて嘉義と台南に止まるようになったのです。
時刻表を見ると、頻度的には台南は8割程度、嘉義は半分ぐらい止まるようになっている模様で、今までより南部へのアクセスは格段に良くなりました。あとネックなところは中心部へのアクセス。特に高鉄嘉義駅と台鉄嘉義駅の移動は、下手すると待ち時間を入れて1時間以上かかる時間帯があります。体験的には15時頃の台鉄から高鉄へのアクセスが悪い印象です。
沙崙線で台南市内へ
台北発08:51→高鐵台南1031
台北を出発して1時間半を過ぎに高鐵台南駅に到着しました。 ほぼ定刻の10:18。新幹線を降りると、台北より強い日差しが暑く感じさせます。
ここからは台鉄沙崙線で、台鉄台南駅へ向かいます。同じ駅でも、台鉄側の駅名は沙崙駅なので、初めての人初めての人はやや混乱しそう。台南市の中心地へは、台鉄に乗り換えて更に20分程度かかります。 台南までの運賃は25元です。
沙崙線が出来る前はバスで倍ぐらい掛かっていました。しかも一部に高速道路を経由していた区間がありました。しかもその高速道路の路面が良くなくて、後ろにのっていると跳ねる跳ねる。連絡バス時代に乗ったときは、何でこんなところに駅を作った?!と思っていました。それに比べたら今は列車で20分と楽々です。
10:30に沙崙駅を出発。車内はロングシートに全員着席する乗り具合。時間がゆっくりした感じで、ほのぼのとした雰囲気。高鉄から離れるとゆるいカーブが続きます。複線の立派な高架橋なので、車窓からの景色は良好。あとは台南の暑さが、どれだけ私の体力を消耗してくれるのかを気にしていました。
高雄から続く本線と交わると、あとは台南までは一直線。縁起のよい駅名として有名な保安駅名を過ぎると、列車は台南駅中側の2番線に到着しました。
列車からホームに降り、地下道を通って出口用改札を通ります。台南駅の1番線って、昔の日本の地方都市のようなつかしさが感じられます。
改札を出ると、強く日差しが照り付けられ、台南の出迎えを受けました。
つづく
次回予告
台南名物が今ここに現れるw