少し前までフルサービスキャリアの運行しかなかった台湾便。最近ではLCCの台頭もあって、以前より便数も増加し、台湾にますます行き易くなりました。
更に羽田空港が24時間運用になって、国際線ができてからは、空港使用料が安いくなる夜間帯を利用する航空便が設定されるようになり、台湾へ行くのに選べる時間が増えて、ますます一層便利になっちゃってきてます。
時間によっては仕事終わりに直接や一度家に帰ってから空港へ向かうことができるようになり、時間を有効に使うことができるようになりました。
そこで、夜間帯(20時以降)から早朝までの便がどれだけあるのか、改めて確認してみようと思います。
Contents
どんな夜間・早朝の台湾便があるのか?
成田は深夜発着は禁止される、いわゆる「成田門限」があるため、深夜帯は羽田発があります。行先は羽田・成田共に、桃園国際空港へ向かいます。
20:00から翌日07:00まで発着する航空便は次の通りです。
成田空港-台北・桃園国際空港便
成田→桃園
航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
タイガーエア | IT203 | 20:00 | 22:30 | |
トランスアジア | GE607 | 20:30 | 23:00 | |
エバー | BR195 | 20:40 | 23:20 | |
チャイナエア | CI109 | 21:20 | 00:05 | 臨時便・月火金 |
チャイナエア | CI109 | 21:30 | 00:15 | 臨時便・水土日 |
バニラエア | JW107 | 21:40 | 00:35 | 月火金 |
バニラエア | JW107 | 22:00 | 00:55 | 水土 |
ジェットスター | GK11 | 22:15 | 00:55 | 水土 |
桃園→成田
航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
バニラエア | JW100 | 01:50 | 06:05 | 水土 |
ジェットスターJ | GK12 | 01:55 | 06:10 | |
チャイナエア | CI108 | 04:05 | 08:25 | 臨時便 |
タイガーエア | IT200 | 06:30 | 10:40 | |
スクート | TZ202 | 06:40 | 10:45 |
羽田空港-台北・桃園国際空港便
羽田→桃園
航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Vエア | ZV253 | 03:00 | 06:00 | 火木土 |
タイガーエア | IT217 | 04:25 | 07:10 | 月火金日 |
ピーチ | MM1029 | 05:55 | 08:25 |
桃園→台北
航空会社 | 便名 | 出発時間 | 到着時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ピーチ | MM1028 | 20:45 | 01:00 | |
Vエア | ZV252 | 22:00 | 02:00 | 月水金 |
タイガーエア | IT217 | 23:10 | 03:25 | 月木金日 |
その他
07:00過ぎのため一覧から外しましたが、羽田07:10に出発するチャイナエアラインのCI223便があります。かなり限定的と言われていますが、よーく見てみると、結構広範囲から同便を利用することができます。
まず山手線沿線であれば始発乗車すると受付時間内に間に合います。また早朝リムジンバスを利用する大宮・千葉・川越・所沢発があり、05:50過ぎたころに到着します。(道路事情により到着時間が変わることがあります)
> 利用シーン
空港アクセス
夜間~早朝のため、空港までのアクセスに注意する点があります。
・羽田空港
夜間~早朝発着便については、深夜帯は電車が動いていないため移動手段は、終電までに着くか初電で動くかと限られてるように見えます。ですが行きの深夜帯については、終電で空港まで到着できれば、羽田空港内は24時間営業をしているため、ゆっくりと過ごせると思います。
制限区域内では、カードラウンジや空港会社ラウンジ(共用)が24時間やっています。追加料金でシャワーが利用できますので、ここでリフレッシュすることもできます。
また、国内線第一ターミナルにカプセルホテルや空港ホテルがありますので、前日夜早めに行って休みのもありです。
・成田空港
22:00頃で終了するため、まだ空港までの移動選択肢が色々あります。気をつけることはスカイライナーは18:20が最後になります。それ以降はイブニングライナーや空港特急の利用となり、空港までの所要時間がかかりますのでご注意ください。
・桃園国際空港
深夜帯でも桃園空港と台北駅まで往復するバスが24時間運行してます。
運行時刻や乗り場についてはこちらをご覧下さい!
少し時間があればシャワーでリフレッシュ!
登場時間や空港からの移動時間がある場合は、シャワールームでさっぱりするのはいかがでしょうか?
特に仕事終わって夜出発するときには、昼間の仕事を一度リセットして、旅行に出かけることができます。
・羽田空港 Shower Room
場所:2階到着ロビー
営業時間:24時間
料金:1,030円/30分(ドリンク券付)、以降15分ごとに520円
TEL:03-6428-0650
※上記他、制限区域内のカード・航空会社ラウンジにも有料で利用できるシャワールームがあります。
・成田空港 リフレッシュルーム
場所:第1・2ターミナルそれぞれ出国(制限)エリア 3F
営業時間:
第1タ:7:00~21:00、第2タ:7:00~21:30 ※受付は終了30分前まで
料金:シャワー利用 1,030円/30分、以降15分ごとに520円※別途料金で仮眠室があります。
TEL:第1タ:0476-32-4734、第2タ:0476-34-8537
場所:2ターミナル制限エリア前 2F
営業時間:6:30~21:00 ※受付は終了30分前まで
料金:シャワー利用 1,030円/30分、以降15分ごとに520円
TEL:第1タ:0476-32-4734、第2タ:0476-34-8537
・桃園国際空港 シャワールーム
無料です。ただしタオルは持参のようです。ドライヤーや備え付けシャンプーはあります。
場所は次の通りです。
Terminal 1-2F 到着エリア 05:00~23:00
Terminal 1-2F 到着エリア 05:00~20:00
Terminal 1-1F 到着エリア 00:00~24:00
Terminal 2-1F 到着エリア 00:00~24:00
Terminal 2-4F 出発エリア 00:00~24:00※現在利用不可らしい。
空港内の案内表示がかなり見ずらいので、上記のリンクで場所を事前に確認して下さい。
また案内にはあるものの、空港の都合で利用できないことがあります。
空港についたらどうする?
夜中に着いた後、移動はどうするのか?成田は深夜の離発着が禁止されているため、真夜中に到着することはありませんが、羽田・桃園については予め考えておかなければなりません。
羽田編
国内線側にある空港内ホテル(羽田エクセルホテル東急、ロイヤルパークホテル ザ・羽田など)やカプセルホテル(FIRST CABIN)を使うこともできますが、国際線は24時間開いているので、始発まで待つという手段があります。深夜でもガードマンが頻繁に巡回していますので、治安は良いです。
また0時以降の深夜バスも幾つかの行先が走っています。バスの発車時間は次の通りです。なおバス料金は深夜料金となります。
羽田国際空港から
→池袋、新宿方面 00:20、01:00、01:40、02:20
→渋谷方面 00:15、00:50、02:20
→葛西、一之江方面 00:10、01:55
→府中、国分寺方面 00:15
→海浜幕張、千葉方面 00:20
桃園編
空港内のホテルは、ノボテルタイペイ桃園国際空港ホテル(台北諾富特華航桃園機場飯店)しかありません。先に記載したように深夜バスで台北に向かうか、桃園国際空港も24時間開いているので、同じく始発まで空港内に留まることになります
台北駅付近にAM2~3時に到着できる場合は、一部の飲食店やスパ・マッサージ屋が営業しています。もしお手元にガイドブックがあれば見直してみて下さい。結構遅い時間まで営業しているところがありますので、予めピックアップしておいて下さい。
最悪、バス終点の台北駅降車場所を南下、若しくは台北駅前の新光三越横に24時間営業のマックがあります。海外にきてまで行かなとは思いますが(笑)レギュラーセットでも日本のLLセット並みの量があります。またアイスコーヒーは昔懐かしのガムシロ入りタイプ。ちなみに後者のマックは、一時期話題になった「コスプレマック」。さすがに深夜にコスはやってないと思いますが。
特に高雄方面へはバスが24時間運行しているので、一度台北駅に向かってから乗り換えて高雄まで移動することができます。6時間ぐらいかかるので、寝ていればそのうち着く感じです。
できれば日本にはない、2列シートのバス会社を選んでみて下さい。(700~800元)阿羅哈客運(アロハバス)かUbus(統聯)が2列シートで運行しています。
それでは良い旅を!