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台北最新安宿事情
10年位前の台北であれば600〜800元ぐらいの格安宿が沢山あったのですが、地価高騰の煽りをうけて、ホテルの価格は軒並み上昇。そのためか、近年は安宿というのが少なくなってしまいました。
また更に日本人経営のドミトリーも多くあったのですが、ここ1~2年くらいで急速に減少しています。そこに変わって入ってきたのは、台湾人が経営する、バックパッカー向けドミトリー式の宿が増えているのです。古くなったビルや一室をお洒落にリフォームしていて、安いのに真新しくて清潔な室内は好評になっています。中にはデザイナーズホステルを売りにしていたり、普通のホテル並みの備品を備えているというところもあって、多種多様なドミトリーが元気に営業しています。受付は中国語か英語というとこらが多いのですが、中には日本語ができる従業員さんがいるときもあります。
「旅人日誌青年旅館 」 はどんなところ?
2015年から営業を始めた旅人日誌青年旅館は、MRT中山駅から徒歩8分、台北北バスターミナルなら徒歩で行くことも可能です。洒落たカフェやローカルフードから日本食までの飲食店が軒を連ねる中山エリアにあります。
受付開始は16:00から始まりますが、早く着いてしまったときやチェックアウト後のフライトまでは、フロント近くに荷物を預けてもらえることができます。
また23:00以降は、正面玄関の扉が閉まってしまいますが、受付でもらったのキーをかざすことで、扉をひらくことができます。またロビーには明かりと共にスタッフが常駐していますので、セキュリティー的にも安心して夜を過ごすことができますよ。
「旅人日誌青年旅館 」 の寝室エリアを拝見
入り口で靴を脱いで、受付のときにもらったスリッパに履き替えます。靴はロッカーに入れて置きます。間違っても靴を履いたまま、階段を歩かないようにして下さい。
ドミトリーの寝室は、日本のカプセルホテルのようなレイアウトになっています。ベットの中は白と木目調を基調として明るく、清潔感が漂います。中に入ると、表から見るよりも思った通り広く感じられます。そして壁が木目なので、日本のカプセルホテルより柔らかい印象を受けます。
照明のスイッチの傍にコンセントが一つ備え付けられていますので、ここでスマホやデジカメなどを充電することができます。入り口は網目のシャッターがあって、プライバシーは保たれています。また女性用のドミトリーもあります。
バックや貴重品などは、ベット下にセキュリティボックス兼荷物入れがあります。こちらは結構大きなスペースで、機内持込みのキャリーや荷物までなら、ここに入れてしまっちゃうことができちやいます。鍵が掛けられて、この収納サイズはありがたいですね!
また日が落ちる忙しい時間でなかったので、同じフロアの個室も見せてもらっちゃいました。
ここは3階なのですが、一つ下の階はファミリーフロアになっているので、実際にはこちらのフロアの利用になると思います。
「旅人日誌青年旅館 」 のアメニティは?
各階のフロアは個室とドミトリーに別れています。トイレとシャワー、洗面は共用ですが、割りと広くて快適に使うことができます。シャワー室には、リンスインシャンプーとボディソープがあり、シャワー室の外にドライヤーが備わっているので、日本から持参する必要はありません。タオルと歯ブラシは有料です。(50元と20元程)地下にフリースペースのフロアがあって結構広いです。こちらはソファ以外に台所もあって、コーヒーやお茶から冷たいジュースまでのフリードリンクが用意されています。
時間があるときは、ここでくつろぐことができますね。
5階には有料のランドリーが備えられていて、洗濯機と乾燥機がそれぞれ50元で利用できます。寝室フロアと別れているので、夜に洗濯をしても他の人に迷惑をかけないのは素晴らしき配慮です。そして利用者にはありがたいです。
この他、無料で自転車の貸し出しも行っているそうです。自転車であれば買い物や観光など、行動範囲が広くとれるので、色々な場所に行くことができます。借りれるのは後から知ったのですが、近場を散策できたのになぁ。
「旅人日誌青年旅館 」 はフレンドリーにお待ちしています
中国語とかはあまりできなくても、スタッフが一生懸命に手振り交えて教えてくれるので大体は分かります。スタッフは英語も話すことができます。
チェックアウト一回して、後でバックを取りに来た時に、オーナーさんにお会いすることができました。
オーナはKevin Tsengさんで、けっこう若い感じ。中国語と英語交じりで話していたのですが、最近は日本の利用者が増えていることから、近々日本語ができるスタッフを設ける予定だそうです。日本人旅行者向けの案内などの増やし、日本人旅行者へのサービスを向上させたいと仰っていました。恐らく秋頃には、日本語で対応してもらえると思います。「旅人日誌青年旅館 」 ザ パッカーズ ホステル(The Packer’s Hostel)
「@Photravel」の無い写真は、ザ・バックパッカーズホステル様より提供して頂いております。