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ストロボも下剋上?
ちょっとしたときは内蔵フラッシュでもいいけれど
今使っているD750は高感度のスピードライトが内蔵されているので、外出先でちょっとしたときにはこれでよかったのです。
ところがちょっとライティングをしようとすると光量不足となってしまいます。
Nikon SB-5000
純正ストロボはいつの間にこんな値段に
Nikon純正ストロボって結構高いですよね。D5と併せて発売されたNikon SB-5000
をAmazonで値段を調べてみたら、60,189円と6万超えています。(07/16日現在)先代のNikon SB-910でも53,900円しますね。下手なカメラ買える、、というかD3300価格.com最安ならレンズキットを買えませんか?
互換ストロボは純正より破格
以前から互換ストロボというものがありましたが、TTLなどでカメラとの同調を取るので、高度な制御が大丈夫だろうか?と思っていました。
K&F Concept スピードライト KF-882 (Nikonカメラ用)
最近改めて見てみると、ワイヤレス発光までできるようです。というか、すごい安い。純正の1/3以下で、ガイドナンバーなんかも上位機種よりも多い。
丁度AmazonでK&F Concept スピードライト KF-882 (Nikonカメラ用)
がセールで売っていたので購入してみました。K&F Concept KF-882 スペック
品番:K&F Concept KF-882 特徴
回線設計 | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT) |
ガイドナンバー | 56 (ISO 100,180mm) |
フラッシュモード | TTL, M, FEB, Slave, S1, S2, Multi |
トリガーモード | カメラ設定, S1、S2、従属ワイヤレスフラッシュ |
ズーム範囲 | 18-180mm(マニュアル、オートズーム) |
チャンネル | 4 |
スレーブグループ | 3 |
垂直回転角 | -7~90度 |
水平回転角 | 0~180度 |
電源 | 4×AAサイズ電池(アルカリマンガン乾電池/ニッケル・水素充電池が使用可) |
電源ON/OFF | 電源スイッチによる切り換え |
発光回数 | 100~1500回(AA アルカリマンガン乾電池時) |
リサイクルタイム | 約2.9s(AA アルカリマンガン乾電池時) |
色温度 | 5500K±200K |
フラッシュ時間 | 1/200s~1/20000s |
フラッシュ出力制御 | 0.3EV光量制御(1/128~1/1)、22段階光量微調整 |
ワイヤレストリガ距離 | 室内20~30m、室外10~15m |
KF-882開封
さて暫くして本体が届きました。箱は意外にコンパクトです。
パッケージを開けると、K&F Concept KF-882スピードライト、ケース、バウンスアダプター、ミニスタンド、取扱説明書が入っていました。それと「この満足・不満足」というカードが入っています。
これは純正メーカーへの挑戦状でしょうか?たしかにこのストロボのガイドナンバーは56もありますが、Nikon SB-5000のガイドナンバーは「34.5」となっていますからね。
袋から取り出すと、意外と質感は良い感じでした。意外にもしっかりした作りです。逆にNikon純正品が値段の割にはちゃちい感じがします。
ストロボの首ふりやボタン操作は、ちょっと前のNikonのストロボと変わらない感じがします。
電池の出し入れはガタや引っかかりはなく、結構スムーズに行うことができます。左側に外部電源と接続できるようですが、オプション品がいまいち分からず。
そうそう、初めて電源入れるとき結構大きい電子音がなるので、回りに迷惑がかからないように注意して下さい。液晶の右上に音符があるときに、動作のたびに鳴ります。参考までに、下記のYoutubeの紹介でも鳴っていました。
K&F Concept KF-882 操作について
取扱説明書は英語と簡体中国語で、日本語はありません。ですが、ボタン操作はそれほど複雑ではないため機能を知っていれば、ある程度の機能は取説なしでも可能かもしれません。
項目 | 詳細 |
---|---|
ON/OFボタンF | 2秒長押しで電源ONとOFFができます |
Zoomボタン | レンズ焦点距離とワイヤレス設定ができます |
CLEARボタン 同時押し |
初期設定に戻ります |
CLEARボタン右 | ストロボの制御ですがNikonでは動かず |
CLEARボタン左 | 調光方式とワイヤレス設定 マニュアル・Multi・i-TTLから選択 マスター・スレーブ設定が選択可能 |
照明・Fnボタン | 液晶のバックライト点灯・消灯 |
MODEボタン | 選択ボタン |
FLASHボタン | ボタンを押すとテスト発行ができます |
撮影
取りあえずおもむろに取り付けて取ってみました。モデルはっというと、萌えとかしないのでフィギュアとかはないので困った。。。
取る前に何か赤いのは、何か呪われているということではありません。スレーブ用の通信に内蔵ストロボが光るみたいです。
電源を入れると、BEEP音が五月蠅いです。
Amazonのレビューで調光ムラムラがあるというので、バウンスアダプターを被せて撮ってみましたが、気になるようなことはありません。
他にもバウンスさせたりすれば、同じように緩和されると思います。
シューに取り付けた場合、マニュアル発光にして近すぎるとこのように白飛びしたりすることがあるようです。
もっとも普通に撮ってみると、こんな感じで適正です。ストロボ撮影はこれから腕磨かないと(笑)
まとめ
まだ試し撮りの段階ですが、操作も難しくワイヤレスでの撮影もできるので、これはこれで良い感じです。
安いので複数買って多灯撮影も手軽にできそうです。しかもワイヤレスでですよ!!
またこのモデルであれば、ハイスピードシンクロに対応しているため、太陽光のある日中シンクロにも期待がもてそうです。
買ってもよい点
やはり値段は勝てません。明るさもあります。
- 純正SB-5000と比べて1/5の値段
- 純正SB-700と比べて1/3の値段
⇒ストロボが複数いるときに最適
⇒初めの1本に最適
- ガイドナンバーは56と余裕
純正が良い点
結局のことこ安心感ですかね。
- 日本語マニュアル
- 安心サポート
- 外部電源などのオプション色々
- バウンスアダプターがケースに入る
純正に比べると安いので、最初の1本にはちょうどいいと思います。この値段なら壊れてもあまり痛手は少なく、増やすのにも懐に優しいです。唯一の欠点は、バウンスアダプターがケースに入らないことを悩む位でしょうか。
K&F Concept スピードライト KF-882 (Nikonカメラ用)
12,453円(Canon用も同額)