はいPhotravelさんです。
台湾に行って好きなことの一つ、台湾に残る日本時代の建造物です。
同時帯のものは日本では見られなくなった事が多いのですが、ここ台湾ではまだ現役で使われていることも多いのですよ。例えば前に載せました「台北郵便局」などなど。
駅舎では最近だと台中駅が高架橋になってしまって現役を退きましたが、新竹駅や台南駅はまだまだ現役。
70年以上前はこの下で日本語が溢れていた日常があったとふと目を閉じてみると、なんだかノルスタジックな気分になってしまいます。
さて今回龍山寺駅近くにある 「スターバックス艋舺店」も、そんな日本時代に建てられた建物をリノベーションさせたお店なのです。
スターバックスが入る「萬華林宅」
スターバックス艋舺店が入居しているこの建物は、日本時代の1935年に林細保氏が建てた「萬華林宅」 です。
下からは見にくいのですが、屋上の屋根が瓦で、建物の壁が洋風という建物です。
3階建て+屋上の造りですが、店舗としては1階と2階が利用され、通常の客席として開放されています。
中に入ると、日本でよくある照明を落とした感じではなく、窓からの光が明るく照らしたシックな感じを演出しています。
お店に入って1階にカウンターと席があります。真ん中にはグッズなども展示・販売をしています。
注文してカウンター席で過ごすのもよし、ソファー席やテラス席もあります。ベランダは喫煙所となっていて、そこからは1階のテラス席が見下ろせます。
2階へ進むと、フロア全体が客席として用意されています。天井が高いせいか、ゆったりした雰囲気がします。隅には謎の小部屋もあったりして面白い。
訪れた日は日曜日のお昼前。意外にも店内は混んでました。時々行かれる方に伺った話だと、普段はわりと空いているとのこと。平日だったらまーったりしていそう。
確かに周辺は人が住まれていそうなビルがいくつかありましたので、近くに住んでいる人が来ているのかな。
12月とはいえ、晴れた日のせいもあってやや汗が出てきそうな気候でしたので、コーヒーフロートたのんで休憩していました。(アイスコーヒーと注文を間違えていたのは内緒です笑)
龍山寺の帰りに寄るのがいいよ
観光名所の龍山寺のお膝元にあるので、行きか帰りにでも寄ってみるのがオススメです。
2番出口の反対が1番出口で、そのまままっすぐ行くと、すぐ龍山寺に到着します。
私も初めて台湾に来て以来の龍山寺に、再び寄ってみました。初めて来たときの印象は、音楽が鳴って電光掲示板があって、日本のお寺と比べて賑やかなところという感じでした。
そうそう夜街並みもそうなんですが、裏手に精製食品の市場があってそこを通ると、真っ白な豚足がどーんとあったり、細道にバイクが突っ込んできたりと、、、なかなかのごちゃ混ぜ。ディープ台湾。
初台湾のときはそれはそれは怪しげな所だと思って帰国したのは遠い思い出_φ( ̄ー ̄ )
スターバックス艋舺店までの道のり
スターバックス艋舺店はMRT龍山寺駅と台鐵龍山寺駅の間にあります。MRTの方が本数も多く、ホテルなどからも行き易いと思います。
MRT龍山寺駅2番出口をでてUターンし、バス停が並ぶ出口の横を通って真っすぐ進んでいきます。
そして1分ちょっと歩くと、信号のある交差点にあたるので左折します。
そのまままっすく4~5分進むと、レンガ造りの建物が出てきます。ここでーす。
反対側にはお馴染みのスターバックスのマークが掲げられて、レンガに溶け込んでいる様に見えます。
スターバックス・コーヒー艋舺店(星巴克艋舺門市)
住所:台北市萬華區西園路一段306巷24號
営業時間
月~金 07:30-22:00
土・日 08:30-22:00