台風並みの大雨の中を台湾行ってきたPhotravelです。最終日は飛行機乗る前までは雨は降らなかったので、雨人間ではないとは思いますが・・・。
今まで台湾旅行では秋冬以外、連日雨というのはほとんどなかったのです。それが今年はやけに雨にやられているような気がしてなりません。
次は晴れてて欲しい。
こんなクソ大雨の中で購入したのがあるんですよ。それは台湾のPacificというメーカーが出している「CarryME」。
自転車が好きな方は
「あれか( ̄ー+ ̄)」と思うかもしれませんね。
今回、このCarryMEを買ってきたときのことを書いてみます。
Contents
CarryME(キャリーミー)とは?
CarryMEは折りたたみができる、通称「ミニベロ」と呼ばれる8インチの、とても小さな自転車です。
もともとは日本の医療メーカーが車いすと一緒に走れる自電車をというオーダーで作られたもの。しかも車椅子と一緒に収納するという要求もあったので、一般的な2つ折りの自転車ではない折り畳みスタイルとなったのです。
2007年頃からPacificブランドで出始めて、2009年から今のスタイルは続いていて、今でも年次改良が続けられている、とても息の長い自転車なのです。
重さは8.5キロと、折りたためる自転車の中では、ものすごく軽い部類です。折り畳むと縦長にコンパクトになって、スペースをあまり取りません。最初は戸惑いますが、慣れれば1分ほどでたたんだり、広げたりできるんです。
しかもCarryME本体にキャスターが付いているのがポイント。持ち運びだけではなく、転がして運べて、そしてキャスターを支点に立たせることができるのです。
いくら軽いといっても、ずっと持っていたら疲れてしまいますが、CarryMEはキャスターが付いているので、転がしていけばラック楽。
輪行袋に入れれば、電車のです中に持ち込むことができます。立たせればスペースを取らないので、他のお客さんに迷惑かけませんよ。
なんで自転車をわざわざ台湾で買うの?
町中ではバイクが縦横無尽に走り回り、バイク天国とも言われている台湾でなんで?と思われるかもしれませんが、実は台湾は自転車の製造でも盛んなんですよね。
自転車に詳しくなくても、GAIANTなどのブランドは、聞かれたことがあるかもしれませんが、GAIANTも台湾のメーカーの1つなのです。
そうそう、台北で便利なレンタサイクルのU-bikeは、このGAIANT製ですよね。また日本のメーカー部品も台湾で取り扱われています。これこれ!
で、これら自転車を日本で買うより、台湾で買う方が安いという、逆転現象が起きているのです。
これはつい最近起きた出来事というわけでもなく、以前より内外価格差がある商品として、知る人ぞ知ることだったようです。台湾で購入すると2・3割安く、物によっては4〜5万以上の価格差があるんです。安いといってもブランド自転車なので、高いと数十万する自転車なんですがね。
自転車好きな人から聞いて、最初はそんな安いの!と思ったのですが、もともとがお高めの自転車なので興味は薄くなっていました。部品だけでも安いんですよ。
安いといってもママチャリのような普段の足なら、手間を含めて日本で買う方が安いです。
キャリーミーと出会う
時々国内旅行もするのですが、地方だと交通機関の本数が少なかったり、バスやタクシーで行くのが微妙な距離という場面が少なくありません。
そんな時に、自転車があればな〜と思うときがしばしば。あるとき持って行ける自転車ってないのかなーと見ていたときに、CarryMEを知りました。
6、7年程前だと、また円高も相まって6万円ぐらいで買えてました。それでも高いなーと思っていたら、その後絶叫円安モードに突入。CarryMEの価格はアレヨアレヨとアイヤーと高くなっていました。
( ´∀`)< ちょっと高いなー
年々値段が高くてなって、多少諦めムードが漂い、CarryMEのことは忘れていました。
今年になって、ふとキャリーミーのことを思い出し、日本の価格を見ると、
【 Pacific Cycles Japan 】2017 限定カラー CarryMe キャリーミー(エアータイヤ仕様)●送料無料●
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スタンダード版が9万程で、
【純正ダストカバープレゼント】 「CARRYME (キャリーミー) SOLID TIRE(ノーパンクタイヤ仕様)」 折りたたみ自転車 【送料無料】【防犯登録無料】
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高いソリッドモデルだと10万越え。
(ノ゚ο゚)ノ オーノーォォオオーッ!!!Mottoムリ!
それもっと無理ーーーーッ
と、地底に叩きつけられたような気持でした。
ところがです、台湾の価格を調べて、改めて計算してみると、、、
通常版 NT18525(¥68543)
ソリッド版 NT20425(¥75573)
カッコ内は1NT=3.7円で計算していますが、これ相当安い!
実際両替すると、若干これより高くなると思いますが、それでも2万円は安いですよ。
CarryMEを城市綠洲というお店で購入した!
とは言え、台湾て購入した人がブログなどで公表していますが、いかんせん情報が少なかったり、古かったりしています。というか、CarryMEを売っているお店も良く分からない。
こんなときに手助けをしてもらったのが、BAR NINEの店長Josef氏。ちょうどYahoo奇摩で提示した実店舗を知っているとのことて、案内してもらいました。いや〜ありがたい。
ホテルが林森北路だったので、ここから歩いて10分ほど。中山北路一段にお店はありました。お店の名前は、「城市綠洲 台北店」。 スポーツとアウトドアのお店ですが、自転車も扱っています。
台北駅からなら、M2出口からでて、市民大道を市政府側に歩いて、最初の交差点を左に曲がり、車道の右側の並びにあります。
http://www.metroasis.com.tw/
営業時間 11:00-22:00(年中無休)
電話 02-2564-3702
住所 台北市中山區中山北路一段21號1F
お店にやって来ると、店のデスプレイにすでにCarryMEが飾られています。すでに年次改良の2017年モデルが店頭に並んでいます。あれが購入できるんだな、と高ぶります。
お店に入ると既にJosef氏が手配してくれていたので、先にカウンターでお会計から始めます。本体はネットよりちょっと割引された20000NTジャスト。
ヒャッホーーッ!
ただ輪行袋が1580NTとちょっと高い。飛行機に持ち込むので仕方ないですね。それでもネット価格に1000NTで付いてきたようなものです。
城市綠洲 台北店ならキャリーミーが免税
さてここでおもむろにパスポートを用意します。城市綠洲のお店のホームページを見てみると、「*外籍旅客可享退稅」という注意書きが書かれています。下記の店舗なら免税店のようです。
竹北店 中壢店、台北店、京華店、桃園店、中壢店、新時代店、頭份店、羅東店、三峽店、新竹店、雲林斗六店、嘉義店
そう、外国人旅行者が購入すると、空港などで台湾の消費税5%分が還付金として受けられる免税制度(TAX Refound)のことです。もちろんこのお店も、還付が受けられる免税対象店なのです。
さらにさらに(ノ▽ο▽)ノヒャッホッホーーーーーゥ!!!
既に有頂天になっているわたくしめをお許し下さい。
免税書類を作るのに時間がかかるので、折りたたみの説明やPacific社のホームページから会員登録をします。店員さんの話しですと、台湾で購入しても、日本で保証が効くようです。ただ中国語のダイレクトメールが来ても良く分からぬと思っているところです。
選んだ色はソリッドモデルの白。ホントは、一昨年ぐらいにあったシルバーが良かったのですが、2017年モデルには無いのです。日本には無い白にしました。
この他、軽いペダルやギア、ベアリングのキャスターなどのオプションはどうするか?と聞かれたけど、今回は本体のみなので辞退。次来たときに、オプション品を覗いてみよう。2000円以下のパーツだと、楽天でもいいのかもしれない。たとえばCARRYME(キャリーミー) 「フェンダー(フロント用)」は1000円ちょい。
一通りの手続きや説明が終わると、CarryMEを輪行袋に入れて持ち、カウンターで免税書類を受け取って、お店を出ました。雨が降っているのでキャスターは出さず、ホテルまで持って歩きましたが、思ったより重みを感じるようでした。
キャリーミーを日本に自転車持ち帰るには?
城市綠洲 台北店さんでは、キャリーミーのほか、ダホンなどのミニベロの自転車がありました。こちらが気になっている方は、こんな感じでありました。
さてさて自転車を買っていい気分にらなっていますが、これを持ち帰らなければなりません。ほとんどの方が
・郵便局から発送
というのが一般的です。宅急便は国際便となるので高めです。お店のなかには、日本まで届けてくれるところもあるようです。郵便局からの発送は5000円くらいなので、これがボーダーなのかもしれません。
ただ郵便局からは船便扱いなので、着くまで2週間から1カ月ほどと時間がかかります。そのため飛行機に持ち込んで帰る方がいいと思います。
レガシーキャリアと呼ばれるJALANAやチャイナエアラインなどは、エコノミークラスでも30kgまで受託手荷物として運べるので、それほど問題にはならないと思います。
ただし、MRT桃園空港線が開通して、台北駅で始まった「インタウンチェックイン」には自転車の受付が対応していません。この場合、先にスーツケースのみを預けて、再度空港で自転車を預けることになります。
日本に着いてから帰宅までは、荷物がどっさりと多いので、ここは宅急便で送ります。私はアメックスのカードを持っていますので、無料で自宅まで送ってもらいました。
旅行系に強いクレジットカードだと、空港から自宅まで、荷物を無料配送してくれるサービスが付いていることがあります。今一度、お手持ちのクレジットカードをお確かめ下さい。たとえば楽天プレミアムカードのトラベルコースであれば、年2回空港から自宅まで、無料で荷物を送ってもらえます。
CarryMEを購入してみて
さてさて台湾で買ってきたCarryMEですが、ちょっと帰りに苦労しましたが、買って良かったと思っています。
あとはカスタマイズなど追加品。とりあえずスマホフォルダは今時必須かな。よしAmazonのぞいてみよう。
そして今度これを輪行して出かけてみたいな、と思っています。
その時はレビューを兼ねて、このブログでご報告できればと思います。