日本契約の携帯をそのまま海外に持っていくと高い!
海外で日本のキャリアのままで使用すると、パケット定額の1日の料金が1980〜2980円かかり、3日4日といった短期で海外行ったときの携帯料金は、ものすごーーーく高い値段になってしまいます。
しかもほとんどの人が後で気づくと思いますが、海外の一般回線での電話は、
「通話は着信を含めて有料です。」
しかもご丁寧に各社の海外通話料は30秒100円前後もします。なぜこうなっているかというと、日本から転送電話の扱いになっているからです。
なので、よく海外に行く人はSIMフリーの携帯(最近はスマホですね)を入手する人は多いです。
海外で携帯を使うケース・パターンと通話を安くする方法
海外での携帯利用方法は、だいたい次のケースになると思います。
1.日本契約のまま海外に行く
2.通話ガラゲーと現地SIMでネット
3.パケットをOFFにして、現地SIMとWifiルーターで無線テザリング
4.IP電話へ国内通話を転送、現地SIMで通話とネット
1.日本契約のまま海外に行く
1は最近でこそ海外パケット定額がありますが、2000~3000円/1dayと論外です。
2.通話ガラゲーと現地SIMでネット
2は基本パターンです。元々使っていたSIMをガラゲーにセットし、ネットを使うスマホを海外のプリペイドSIMなどにしてしまうことです。
これだとパケット代は大幅に安くなります。アジア圏であれば、だいたい3~4日で1000円位が相場だと思います。このときガラゲーでキャリアメールを受けるときは、キャリアメールが海外パケット料金になり、1通で100円位になります。
なお私が契約しているDoCoMoの場合だと、SPモードであればドコモメールを他社回線でもメールは受け取れますし、auだとメール転送が使えたりして、海外パケット扱いを回避できます。
通話料は1と変わらず。
3.パケットをOFFにして、現地SIMとWifiルーターで無線テザリング
3はスマホ化のため、2と合わせて多いと思います。
通話料は1と変わらず。
4.IP電話へ日本国内通話を転送、現地SIMで通話とネット
4は最近のトレンドです。
IP電話に転送することで、通話料を日本国内料金で済ますことができます。しかも最近強制ポピュラーになった通話し放題プランであれば、転送先は050番号のため国内となり無料となるんです。そのとき出れないときは、かけ直しをIP電話からすれば国内通話料金になってしまうのですよ。(海外の通話料は安いケースが多いので、プリペイドからの電話もありです)
通話料は
OCN 050Plus ⇒ 携帯:1分 16円、固定回線:3分 8円
SMARTalk ⇒ 固定・携帯:30秒 8円
パケット通話になるため、電波が弱いところの通話は遅延や途切れで通話しづらくなりますが、携帯電波でのIP電話は割と通話できます。さらに海外の空港とかホテル・繁華街の店では、日本以上に無料wifiが充実しています。Wifiが入るところではパケットが流れやすいせいか通話が安定しているので、こちらの方が音声は綺麗ですよ。
よく海外に行く人は050のIP電話があると便利!
ということで、よく海外にいっても日本内と電話が必要な場合は、IP電話を契約するといいです。
サービスはOCNの「050 Plus」やフュージョンの「Smartalk」がありますが、電話が多い場合は通話料が安いOCNで、予備としては基本料が無料のフュージョンがお勧めです。よく思うのは、日本向けサービスであれば、日本のIP電話発着できればいいなとよく思います。特に飲食店やホテルの宿泊予約なんかは特に。
次は筆者がよく行く台湾のプリペイド携帯事情をupしたいと思います。