２０１５年４月３０日 西武鉄道発表
西武鉄道と台湾鉄路管理局(以下”台鉄”)は、共同で「台湾鉄路×西武鉄道 姉妹鉄道協定締結 記念乗車券」を発売するとの発表。
この記念乗車券は、２０１５年３月１４日に西武鉄道と台鉄が「姉妹鉄道協定」を締結したことを記念して発売される。
記念乗車券には、西武鉄道・台鉄で使用できる硬券乗車券をセットし、記念乗車券用の台紙が用意される。（右）その中には西武鉄道と台鉄沿線の観光地や主な車両が紹介されるとのこと。
６月７日の「西武・電車フェスタ 2015 in 武蔵丘車両検修場」にて先行発売し、６月９日に台鉄「鉄路節」に合わせて、日台での一般発売開始を予定している。9日以降は、西武は池袋駅、台鉄は台北・台中・高雄の各駅で販売する。
日本と台湾で使用できる乗車券セットの発売は、日本初のこと。
西武3台鉄3の計6枚セットで1000円(台湾側300元)。販売数は西武が2000セット、台鉄1500セットを予定している。
リンク
西武鉄道 「台湾鉄路×西武鉄道 姉妹鉄道協定締結 記念乗車券」
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/04/30/20150430taitetsu.pdf
３月１４日に行われた調印式で両社が相互に実施する取り組みは、災害時の相互協力、観光PR、記念乗車券の販売など。また西武側は 、埼玉西武ライオンズ主催試合で「台湾デー」が４月１１日１２日に行われ、臨時特急列車にはチャイナエアラインの客室乗務員が乗り込んだり、球場前では台湾料理の出店などが行われた。今年西武に新加入した台湾人投手、郭俊麟が在籍する。
また台湾への駐在員派遣などを行う予定でいる。
今後については2月26日に先に京浜急行電鉄が台湾で「友好鉄道協定」の調印式を行っていることから、3社連携の構想があるようです。
京急と西武は株式を相互に持ち合うなど、以前から親密な関係にあり、去年から「幸福の黄色い電車／赤い電車」という両者のイメージカラー塗装の電車を運行するイベント企画を行っている。
ただ気になることは、西武の観光部門である「西武トラベル」が２０１１年度末までに池袋以外の店舗を閉鎖しているため、観光方面でどのような方向に進めるのかは注目される。
表立っては、所沢駅の中央改札から南口の間に、ひっそりとある提携発表の案内のみ。(2015年05月30日現在)
これは私の予想ですが、今西武・京急でやっている「幸福の赤い電車・黄色い電車」を、台鉄側でもやりそうな気がしてならないです。というのも台鉄車両の多くは暖色系の塗装やステンレス気動車に黄色いアクセントが入ってるのを見ますし、赤は縁起がいいこととされているため、台鉄がやることには抵抗はないと思われます。更に最近はJR東日本もスタンプラリーで乗ってきたので、緑が入って信号色が完成しなければいいのですが(笑)
２０１５年０５月１８日追記
京急でも同じようなイベントを行います。こちらは切符は国内のみですが、「台鐵弁当」も１日限定で販売するようです。
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2015年08月25日追記
8月22日「南入曽車輌基地電車夏まつり2015」イベント会場でも販売していました。
まだ若干数残っているようです。
