台湾・高雄駅
台北から台湾新幹線に乗って1時間半、第2位の都市である高雄に到着します。左営からはMRTに乗れば10分ちょっとで高雄駅に到着します。
ここから台南や台東方面、更には南方の墾丁方面への起点となっています。
現在の高雄駅舎は臨時駅舎
現在の高雄駅は再開発による地下化工事さ中。現在の駅舎は臨時駅舎です。1階が切符売り場です。同じフロアには台鉄グッズのお店や台鉄弁当が売っています。また駅正面を出て右に進み、角を右に曲がった奥には「行李房」という荷物預り所がります。1日30元からです。2階にコインロッカーがありますが、こちらは台湾特有の時間制です。
改札は2階にあります。上がる途中にマクドナルドが鎮座しています。ここでアイスコーヒー頼んだら、コカ・コーラが出てきて、自強号を待っていたホームで倒してしまったのは良い思い出(笑)
改札に入ると、雪国の保線橋にあるような長い渡り廊下を歩きます。元々は4面12線のホームでしたが、地下化工事のため、駅舎よりのホームと線路が2012年より使用停止となっています。
旧高雄駅舎
今の駅が臨時駅舎ということは旧駅舎はどこ?となりますが、高架橋を挟んだ隣に佇んでいます。旧駅舎は1940年に完成し、翌年高雄駅が現駅に移転されました。それから2002年3月まで使用された後、駅舎部分を東南の方向へ2週間かけて82.6m移動し、高架橋を挟んだとなりで佇んでいます。
地下化完成まで「高雄鉄道地下化工事資料館」として利用されています。2017年春まで限定公開され、その後元にあった位置に戻され、新しい駅の入り口として使用される予定です。工事完成は2017年春頃を予定して、地下化のデザインはオランダの建築家Francine Houben氏の設計。
ただいつものように予定通りに行かなくて、延期されるのではないかと、どこかで思っています。
駅傍なので高雄に来たら是非寄りたい
高雄は蓮池潭や旗津半島、愛河や85観景台、夜は六合夜市といった代表的な観光地や見どころがありますが、その際には旧高雄駅も加えてみるのも面白いと思います。
高雄鉄路地下化展示館(旧高雄駅舎)
公開時間:10:00~18:00
休館日:月曜
住所:高雄市三民区建國二路
電話:07‐5888216